【虹色の地球(ほし)】会長代理兼協同理事長
『虹色人育くらぶ』(総統括) 立尾 信之介
社会起業のきっか

社会起業のきっかけ

MOTIVATOR

アフリカで常識が破壊される

・青年海外協力隊としてアフリカ・ケニア国に赴任
◯母国日本の素晴らしさを感じる
→歴史や自然の尊さ、家族や仲間の存在、日本人としての自分
◯常識を破壊される
→貧しいはずのケニアの子どもたちの笑顔
→セカセカしなくても心配しなくても全部上手くいく
→しなければいけないことなんてほとんどない
◯植民地になるということ
→リゾート地とスラム街や地方のサバンナとの違い
→人種や民族間の衝突、人の和の尊さ

きっかけ
1

個性豊かな子どもたちとの出会いと教育への葛藤

・通信制高校の教師として数々の葛藤を抱える
◯生徒を追い立てるような教育
→勉強しないと進学できない、校則を守らないと退学などなど
→本来、勉強は楽しいもの。評価や競争のための道具ではない。
◯未来や自分への希望を失わせる学習内容
→少子高齢化、環境問題など未来は暗いと学校でもニュースでも流れてくる。明るい未来を抱けない、生きる意欲を失う
◯個性を尊重しないシステム
→ちょっとでもおかしいと「発達障害」と診断され支援クラスへ
→教師も生徒も年々「やらないといけないこと」や「やってはいけないこと」が増える。自由度が低い。

きっかけ
2

大人輝き、子どもたちに夢を与える社会に

・大人も子どもも未来に希望を持ってそれぞれの夢を叶えられる日本を目指して活動を開始
→今に感謝し、未来にワクワクする人を増やす。
→子どもたちに憧れられる大人を増やす。
→自分に生まれてきて良かったと言える人を増やす。

・活動をしていく中で、同じような想いを抱く虹色の地球のメンバーと出会い、『虹色の地球(ほし)RainbowPlanet GalaxyStars』の起ちあげに携わることを決める。

きっかけ
3

私たちが取り組む環境問題・課題解決方法・手段

PROBLEM / ISSUES & SOLUTION

現代社会を取り巻く人材に関わる問題・課題たち

1:新型コロナウイルスの蔓延・影響
 ⇒廃業を余儀なくされる業種、失業者の増加。
 ⇒業種による不平等感。(公務員、飲食関係、土木系)
 ⇒働き方による不平等感。(経理は出社、営業は自宅から直行直帰)

2:テレワークの普及による、社員同士の関係性と質の低下
 ⇒オンラインミーティングでの円滑でないコミュニケーション。
 ⇒コミュニケーション不足によるチームワークの悪化。
 ⇒不慣れなオンライン活用による、生産性の低下、組織力の低下。

3:働き方の変化
 ⇒AI等の普及等、時代環境の変化。
 ⇒外注文化の浸透、工数管理による、人材の代替性の普及。
 ⇒自分ではなくてもこの仕事ができるという、自尊心の欠如。
 ⇒自らの仕事に対するプライド・モチベーションの欠如。

4:働き方の様々な形態化(ギグワーカー)
 ⇒直接取引から仲介取引をはさむことでリスク。
 ⇒UberEatsをはじめとする、ギグワーカーの普及。
 ⇒業務委託関係を理由とした、研修不足、税制の抜け漏れ。

5:教員やソーシャルワーカーの不足(コロナの影響含む)
 ⇒子供たちの学習環境・機会が衰退。
 ⇒社会経験のない教員が増える一方、全体的には衰退。
 ⇒オンライン環境の普及に伴い、様々ないじめの形態による不登校・ひきこもり等の蔓延。
 ⇒教員・ソーシャルワーカー不足による、教員一人あたりの業務量の増加。
 ⇒少子高齢化社会に伴う、将来への懸念。(人材・税収減少)。

6:中流家庭の消失、家庭ごとの格差拡大(コロナの影響含む)
 ⇒家庭における所得・収入の減少・生活困窮者の増加。
 ⇒家庭において、人間関係を育む社会学習(道徳)の機会減少。
 ⇒子供たちの心身の健康づくり、食事・栄養管理の面でも影響。

問題

現代人材問題・課題の解決方法・手段やヒント

1:新型コロナウイルスの蔓延・影響
・業種によっての不平等感については、税収を元手として、補助金・給付金が分配されているが、補助を受けられない、もしくは、補助が付属している業界からは不満の声が出ています。
・働き方に対する不満については、行政によるハンコ文化の縮小方針や、一般企業によるグループウェアの開発・拡販などの施策が講じられています。

2:テレワークの普及による、社員同士の関係性と質の低下
・各企業における会社に対する不満については、社員のエンゲージメントを計測するソフトを一般企業が導入していたり、各社におけるカウンセリング・コーチング等を活用した人材研修等、人事施策が講じられていたりと、草の根的に対策が実施されています。

3:働き方の変化
・働き方改革については、テレワークの向上や『複業』の促進などにより、順次、変化されつつあるが、三六協定が実質的に、実施されていない現場なども散見され、課題は残っています。

4:働き方の様々な形態化(ギグワーカー)
・運営会社への注意勧告や、税務署によるこれまで通りの脱税調査などは行われているが、急増するギグワーカーの面倒を漏れなく確認できる仕組みは整備段階にあります。

5:教員やソーシャルワーカーの不足(コロナの影響含む)
・教員免許の更新制度が撤廃される見込みであるが、根本的解決に至るような手段は、現状、見据えられていません。
・部活動への任意参画や、働き方改革なども実施されているが実態は、自宅に持ち帰る仕事が増えただけという声も聞かれる他、生徒等が巻き込まれる各種、様々な不祥事も相次いでいます。

6:中流家庭の消失、家庭ごとの格差拡大(コロナの影響含む)
・低所得者層や片親家庭に対する行政による資金的補助は存在しているが、こども自身に備わっている個性や、発達段階における特性など、固有の向き合い方が必要なケースも存在し、その状況・状態における地域や大人の寄り添い方や、知識・認知が欠如しているケースも散見されています。

手段